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STRAWBERRY★LION

とりあえず生きてますΣd(-ω-`d)
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CATEGORY ≫ (小説)流華幻想

101(前回までの話を忘れられてる悪寒

ルカとロキは城の中の書庫に来ていた。

「きっとあるはずだよ。言い伝えがあったのなら・・。」

ルカは古い書物を漁り始めた。

「そんな都合よくあるかなぁ・・。」

ロキは半信半疑だった。マリアも一緒に書物を探す。

ルカは必死で探した。誰かを犠牲にするなんてできない。それが正しいとしても、何か方法はあるはずだ。



日はすっかり落ち、夜になっていた。

「そろそろ・・少し休憩したら?」

書庫にやって来たエレインが声をかけた。

「ゾルグ様は?」

ロキが問うと、エレインは微笑んだ。

「大丈夫。回復したわ。それに夕食の用意ができたから、皆を呼びに来たの。ゾルグ様がお待ちよ。」

エレインの言葉にルカは持っていた書物を置いた。

「ねぇ。言い伝えって・・何かに書いてあったとかじゃないの?」

「・・・そうねぇ・・。何かに書いてあった気はするけど・・。」

「何?何に書いてあったの!?」

ルカはエレインに食いかかるように問いかけた。

「エレイン、何か知ってるのか?」

ロキも問う。

「まだ私が子供の頃に、お婆様が持っていた古文書だったのかしら・・。」

「それはっ!?どこにあるの?」

「うーん。」

「思い出してよ!!」





進んでなくてごめんなさぃ・・

100

「調べるったって・・何をどうやって?」

ロキはルカがとんでもないことを言い出したので慌てた。

「言い伝えが・・あったんだよね?特別な力を持つ者が生まれた時、空に異変が起きると。」

「あぁ・・そうだけど・・それが何か・・?」

聞き返してロキはハッとした。

「そうか。」

「うん。言い伝えがあったんなら、この世界を終わらせたとしても、犠牲者が出ないようなやり方がもしかしたら載ってる書物があるかもしれない。」

「書物・・。」

ロキが深く考えた。

「そんなのあったかなぁ・・。」

思い出そうとしても思い出せない。

「だったらそれを探すしかないだろ。」

ルカはそう言うと城に向かって駆け出した。ロキとマリアがそれを追う。



「・・・なぁ・・俺たち・・どうしたらいいんだ・・?」

「さぁ・・?」

侵入者たちはほっとかれているこの状況にどうしていいか分からなかった。





記念すべき(?)100回目なのに・・どうにも進んでない気がする・・(ーー;)

99

特別な力。人を瞬時に灰にしてしまうような、強大な力。

ルカは自分の両手を見つめた。自分を包む異様な光。これが力の表れなのだろうか。

「この・・力は・・一体何のために・・。」

ルカは疑問だらけだった。自分に与えられた特別な力。

「ルカ、君は今や神の領域にいるんだよ。その力で世界を意のままにできる。築き上げることも、破滅させることも。」

ロキの言葉にルカは首を横に振った。

違う。そんなことをしたい訳じゃない。

「どうして・・俺なんだ・・?もっと他に相応しい人居るはずだよ。」

「君が最も相応しいからこうして力があると思うが?」

ロキのセリフが正当な気がして、何も言えなくなった。

ふと周りを見ると、あの群集が恐れを抱いてルカを見ているのが分かった。目の前で仲間が一瞬にして灰にされたのだ。それもそうだろう。

「ルカ、これからのこと、どうしたいか決まったのか?」

「決まったよ。この世界をもう一度作り直す。」

その言葉に辺りがざわめいた。

「ただし、犠牲者を出さずに。」

「え?」

「誰一人としてって訳には行かないかもしれないけど。極力犠牲者を出さないようにね。」

「そんな方法・・あるの・・?」

ロキは思わず聞いた。

「だからそれを今から調べるんじゃん。」

ルカはニッと笑った。





さてどうしよう・・(コラ

98

顔を覆ったルカは殺られると思っていた。しかしいつまでも剣が下りて来ない。おそるおそる目を開けると、剣を持った男が居ない。

「あ・・あれ??」

手を外し、ルカは辺りを見渡した。周りに居た人間は固まっているようだ。何が起こったのか、ルカには分かっていなかった。

ふと目の前を見ると、さっきまでなかったはずの灰が落ちていた。

「・・灰?」

「ルカ・・。」

ロキが話しかける。

「何が起こったんだ!?」

ルカがロキに突っかかるように聞いた。

「君のその力で、一瞬のうちにあの男を灰に。」

「え・・。」

ルカはやっと自分の周りに浮かんでいる光に気づいた。

「何だこれっ!?」

「それが、君の特別な力・・。」

ロキが答える。

「さっき怒った時に抑えきれなくなり、ルカの内奥から開放されたものだ。さっきので分かっただろうけど。」

そう言いながらロキは灰を見つめた。

「君はこの世界を動かす力を持っているんだよ。」

「・・・。」

何と言っていいか分からず、ルカは立ち尽くしていた。





なんだかなぁ・・(;´瓜`)

97(久しぶりに更新してみるテスト)

「ルカっ!ダメだっ!!怒りに任せて力を発動したらダメだっ!!」

そんなロキの言葉は怒りの頂点に達しているルカに聞こえるはずがない。

ルカは異様な光を放ちながら、剣を持った男に近づいた。男はまるで何かの力で押さえつけられているかのように身動きができなかった。

「あ・・あ・・。」

逃げたくても逃げられない状況に、男は恐怖を感じていた。

「もう一度聞く。新しい世界を作るには犠牲が必要なんだよな?」

「あ・・あ・・・。」

男は恐怖で返事ができない。

「だったら、お前が犠牲になってみるか?」

ルカは自分の拳を男に突きつけた。何も武器を装備していない。しかしその目は氷のように冷たく、男はたじろいだ。

周囲にいた男の仲間たちは、ルカが放つ光に恐れをなし、何も手出しができなかった。

「ルカさん!」

ふと声が聞こえ、後ろを振り返るとマリアが泣きそうな顔で立っていた。

「何してるんですかっ?!話し合いに来たんでしょ?そんなことして・・どうするんですかっ!」

マリアの声に我に返る。

そうだ。話をしに来たんだった、と今更ながらに気づく。

「もらったぁあ!!」

背後で男の声がした。ルカが振り返ると男がルカに剣を振り下ろすところだった。

『ヤバイ!』

とっさにルカは自分の腕で顔を庇った。





久しぶりすぎて展開忘れた・・・(-_-;)(何

96

ルカの目の前に倒れたのは、紛れもなくゾルグだった。

「ど・・して・・。」

さっき見送ってくれたはずの人物が、何故ここに居るのだろう。

ルカは倒れたゾルグを抱き上げた。

「嫌な予感がしたんだ。今度こそ君を守りたかった・・。」

震える手でゾルグはルカの頬に触れた。暖かいその手にルカは思わず涙が溢れた。

「俺なんか・・・助けなくていいのに・・。何で・・。」

「君は僕の大切な息子だからだよ・・。」

そう言って微笑んだ。

「ゾルグ様。喋らないでください。」

いつの間にか現れたエレインが傷を癒そうとしている。ルカはエレインとロキにゾルグを任せた。

「本当にこれが・・お前らの望んだことなのか?」

怒りを抑えながらそう言うと、剣を持った男は白々しく答えた。

「新しい世界を作るには、これぐらいの犠牲は必要だろ?それにあの男が勝手に出てきたんだ。」

自分は悪くないと言う口ぶりにルカは怒りが頂点に達した。

「だとしたらっ!お前らそれなりの覚悟はあるんだろうな。」

ルカは異様なオーラを発した。ロキが異変に気づく。

「ルカっ!ダメだっ!!怒りに任せて力を発動したらダメだっ!!」

そんなロキの言葉はルカには聞こえていなかった。





もう無理・・(;´瓜`)(ぇ

95

侵入者たちの前にルカが出ると、彼らは歩を止めた。

ルカを見るやいなや、侵入者たちはルカに跪いた。

「!」

突然の行動にルカは驚き入った。平静を保ちつつ、声を出す。

「貴方たちの目的は何ですか?」

イキナリの質問に、一同は顔を見合わせていた。

「この世を終わらせること?」

誰も答えないので、もう一度問う。その瞬間、辺りがざわめく。

「そうだよ。」

誰かが立ち上がり、こちらに向かってゆっくり歩いてくる。

「この世界を一度終わらせて、新しい世界を作るんだ。」

「それが人類の終わりかもしれないとしても?」

「そうだ。そうなればそうなる運命だったんだ。」

ルカの問いにそう答えた。

「確かにこの世界は・・正しいと言えるものではないかもしれない。だとしてもよりよい世界って何だ?」

「平等な世界、貧富の差や権力の差がない世界だよ。」

向かってくる男はそう言った。

「それを・・貴方たちが作ると?」

「そうだ。」

「それを作ったとして、本当に平等な世界になると思う?」

ルカの問いに、再びざわめきが起こる。

「それを作るんだよ。俺たちの手でな。」

ゆっくり向かってきた男は、いつの間にか手に剣を持ち、ルカに向かって来た。

ルカが身動きが取れなかった。

「ルカ!」

誰かが目の前に立ちふさがり、ルカの代わりに体に剣を受けた。

ルカは目の前に横たわった人物に目を疑った。





さぁ・・誰でしょう・・w

94

ロキに連れて来られた場所は、城の最上階の部屋だった。窓から侵入者たちがこっちに向かっているのが見えた。

「この場所が知られてしまったようだね。」

ゾルグはやっぱりという口調で言った。ルカは生唾を飲み込んだ。

決断の時は、もうすぐそこまで来ている。

「ルカ、心は決まってるのか?」

ゾルグに問われ、曖昧に頷いた。

「何となくは。・・・簡単には決められないよ。」

「そうだな。」

「ねぇ・・あの人たちと・・話せないかな?」

「話す?」

「あの人たちが何を目指しているのか、知りたい。」

ルカは向かってくる侵入者たちをずっと見つめていた。

「分かった。行こう。あそこまで。」

ロキがルカを促した。ロキについて、ルカは歩き始めた。何となく振り返ると、ゾルグが複雑に微笑んでいた。

「行って来るね。」

ルカがそう言うと、ゾルグは優しく微笑んだ。

「あぁ。悔いがないようにな。」

息子を思いやる父親の顔だった。ルカは複雑な思いで背中を向けた。





進まねぇぇぇえええ。・゚・(ノ∀`)・゚・。

93

それからどれ位の時間が経過したのだろう。もう何日もこうして外を眺めている。

自分が置かれた状況は、何となく把握できるようになってきたが、行動を起こすまでには行かない。

今はまだこうして考える時間がたっぷりあるが、いつ襲われるかも分からない。

ルカは肩を落とした。窓から見える青い空を仰いだ。

心なしか、溜息がこぼれる。

『何か特別な力を持っている。』

ゾルグの言葉を反芻する。特別な力って何だろう。ルカは自分の手を見た。まだまだ子供の自分に、何ができるんだろう。世界を一瞬に変えてしまうような力を持っていると言うのだろうか。

繰り返し考えても、答えなんて出てこない。

ふと見た窓の外に異様な感じを覚えた。

「まさかっ。」

ルカは窓を大きく開け、城の外を見た。

「来る・・。」

確信はないが、そんな気がした。

「ルカッ。」

ドアを乱暴に開け、ロキが入ってくる。

「ロキ。まさか・・。」

「そのまさかだよ。こっちへ。」

ロキに言われるまま、ルカは部屋を後にした。

92

「あの組織の目的は、よく分かっていない。調査中ではあるが、この世界をもっとより良くしようとしているんだろう。それには僕の存在は邪魔だ。」

ゾルグは説明するように言った。ルカはまだ分からなかった。

「より良い世界って何だろう・・。」

ルカはポツリと呟いた。

「分かんないよ。何が良くて何が悪いなんて・・まだ俺には分からない。」

「ルカ・・聞いてくれるか?」

ゾルグはルカの目の前に腰を屈めた。ルカの目をしっかりと見つめる。

「君は・・今までの僕たちとは違う・・何か特別な力を持っている。」

「え・・?」

「エレインが言っていたんだ。君が生まれたとき、東の空に赤い火のようなものが浮かんだって。」

「・・・?」

「言い伝えがあるんだ。特別な力を生まれた時に、空に異変が起こるって。・・・それが・・君だよ。」

「・・・。」

あまりの事に何も言えない。自分がそんな特別な力を持っているなんて、急に言われても実感できない。

「今日はもう遅い。たくさん話を聞いて、疲れたろう?もう休んだ方がいい。」

ゾルグに言われ、ルカはベッドに戻った。





大変ですよ・・ホント・・( ;´・ω・`)