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STRAWBERRY★LION

とりあえず生きてますΣd(-ω-`d)
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6

少女、マリアの家は歩いて3分ほどで着いた。

「どうぞ。」

部屋の中はさっぱりとしてた。物があまりないからだろう。

「1人で住んでるの?」

人の気配がしないので、何となく聞いてみた。

「今は1人なんです。少し前は師匠が居たんですけど。」

ルカはさっきの村人の言葉を思い出した。

『現にお前の師匠とやらは、居なくなってるじゃないか。』

あれはどういう意味なんだろう?

「その・・師匠さんは?」

その質問にマリアは躊躇いがちに答えた。

「・・行方不明・・なんです。」

「行方不明?」

「はい。3日ぐらい前のことなんですけど、『出かけてくる』と言ったまま・・帰ってこないんです・・。」

3日前に行方不明・・。彼女の師匠が居なくなってから両親は殺されたってことか。

「何処に行くとか言ってなかったの?」

ルカの質問にマリアは頷いた。

「あ、でも・・。」

何かを思い出したのか、マリアは顔を上げた。

「師匠の部屋を掃除してたらこんなものが。」

そう言うとマリアはどこからか石のような欠片のような物を取り出した。ルカは驚愕した。

「これっ・・。」

「何か知ってるんですか?」

マリアの質問にルカはポケットからあの石を取り出した。

「これ・・同じ物・・?」

「いや・・少し形は違うみたいだ。」

ルカはマリアが持っている石を見比べながら言った。

「あの・・これがあるってことは・・誰か・・居なくなったんですか?」

マリアの質問にルカは首を振った。

「いや。居なくなったって言うか、殺されたんだ。俺の両親。」

「あ・・ごめんなさい。変なこと聞いて。」

「いいよ。でもこれ・・やっぱり犯人の手がかりになるのか?」

「あたしの師匠が居なくなったことと、ルカさんのご両親が殺されたこと、何か関係があるんじゃ・・?」

「多分な・・。」

ルカは唇を噛んだ。

「ルカさん、あたしも連れてってください。」

「え?」

突然の申し出に驚く。

「師匠を見つけたいんです・・。このまま、この村に居ても師匠は帰ってこない気がするんです。」

「それはいいけど・・。聞かせてくれないか?村人たちは何で君を追い出そうとしてるんだ?」

マリアは少し躊躇ったが口を開いた。

「魔法が・・嫌いなんです。この村の人たち。」





すごい中途半端だぁ・・(´∀`*)
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