fc2ブログ

STRAWBERRY★LION

とりあえず生きてますΣd(-ω-`d)
2024年03月 ≪  123456789101112131415161718192021222324252627282930 ≫ 2024年05月

33

日もすっかり落ち、ルカたちは火の番をしながら、他愛のない話をしていた。

マリアは疲れのせいか、ロッピーや猫と一緒に眠ってしまっていた。

「ルカも寝れば?俺、番してるから。」

「・・うん。でも・・目が冴えちゃってて。」

「そうか。」

2人は燃える火を何となく見ていた。

「シュンこそ、寝ていいよ。俺が番してるよ。」

「そうか?じゃあ、先に休ませてもらうよ。ルカも眠くなったら、俺起こせよ。交代するから。」

「うん。」

シュンは火から少し遠ざかり、横になった。ルカはシュンが集めてきた薪をくべながら、頭の中でグルグル回っていることをずっと考えていた。考えて答えの出るようなものではないことは分かっている。だけどどうしようもない。

『両親は何故殺されなければならなかったのだろう?』

それだけじゃない。マリアの師匠が失踪したことも、あの村が焼き払われたのも、ジョージが殺されたのも・・恐らく総て繋がっている。

それも総てこの石が現場に残されていたから。

ルカは石を並べてみた。総て形は違うが、同じ鉱石のようだ。

総ての石に何かの形が彫られている。ルカは1つを取って、よく見てみたが、何の形なのか、よく分からなかった。

一体何の組織なんだろう。この石が示すメンバーの証。いい組織なのか、悪い組織なのか、全く見当は付かないが、この旅が思った以上に危険であることに、今更ながら気がついた。

でも始めてしまった以上、今更後に引けるわけがない。

『何があっても逃げちゃいけない。』

今は亡き父にそう教えられていた。

『人は長い人生の中で、必ず何かにぶち当たる。それが例え危険が伴うとしても、それを乗り越えなければ前には進むことはできない。その時の為に、今のうちから自分を訓練しておくんだよ。』

そう言って、父は剣の使い方をルカに仕込んだ。

今がその何かにぶち当たっている時。ルカは持っていた石を強く握った。

必ず、必ず両親を殺した犯人を見つけてやる。そして一連の事件の決着も。

ルカは再び決意を新たにした。





(ノ_-;)ハア…なかなか筆が進まない(*'▽'*)わぁ♪・・OTL
スポンサーサイト



Comment













非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL