FC2ブログ

STRAWBERRY★LION

とりあえず生きてますΣd(-ω-`d)
2019年11月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2020年01月

70

マリアに言い聞かすつもりで言った言葉が、自分の胸に響いた。

そうだ。今考えたって、答えなんか分かるはずないんだ。答えがあるとするなら、総ての事件の意味が明かされた時。

今考えても、気持ちが落ちるだけだ。もうグダグダ考えるのはやめよう。

「ルカさん?」

「俺も、もう考えないよ。何度もそう決意してきたけど・・今考えたって答え出ないし。今できることをやるよ。」

ルカは強くそう言った。



クリスとシュンはディアノスの屋敷に入り込んだ。警備が意外と手薄だったので、あっさりと中に入れた。

「こんな手薄な警備なのか?」

「いつもは門から警備固めてます・・。なのに何で今日・・。」

クリスは首を傾げた。こっそりとディアノスの部屋を覗く。誰も居ないようだ。

「ディアノスの予定調べてくれば良かったな。」

下手に部屋に入って見つかってもややこしくなる。シュンは考えた。

「僕が見て来ようか?」

「いや。危ないよ。クリスは顔知られてるだろうし。」

「でもココで待機って言うのも・・。」

そんな話をしていると、部屋に誰かが入ってきた。2人は思わず隠れた。

「ディアノス・・。」

クリスが呟いた。

「あいつが・・。」

シュンはこっそりと窓から覗いた。恰幅のいいおじさんだ。でも悪者には見えない。

「なぁ、ホントにディアノスが関わってるのか?」

シュンがもう一度聞くとクリスは俯いた。

「確証は・・ないんです・・。」

「そっか・・。」

顔が見えた。優しそうな顔をしている。性格も穏やかそうだ。まぁ人は見かけによらないと言うから見かけだけで判断しちゃいけないけど。

シュンとクリスは窓からじっと中の様子を窺った。
スポンサーサイト



Comment













非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL