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STRAWBERRY★LION

とりあえず生きてますΣd(-ω-`d)
2019年11月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2020年01月

71

「はぁ・・。」

頭を抱え、ディアノスは溜息を吐いた。少し見えた顔。あれは・・・涙?

シュンは見逃さなかった。

『何故涙・・?』

泣くような辛いことでもあったのだろうか?少なくとも嬉し泣きではないことは分かる。

「町長。書類です。」

秘書らしき人がノックをして入ってくる。顔を上げたディアノスは何事もなかったような顔をした。

「お疲れですか?」

「いや。大丈夫だよ。それより、居なくなった住民たちの捜査状況は?」

「今のところ何も掴めてません。情報が少なすぎます。」

「そうか。・・大変だろうけど、続けるように言ってくれ。」

「はい。失礼します。」

秘書はそう言うと部屋を出て行った。ディアノスは秘書が持ってきた書類に目を通しているようだ。

シュンは壁に背を向けて座り直した。

『本当に関わっているのか?』

その疑問が頭の中をぐるぐると駆け巡る。

もし関わっているとしたら、あの涙の理由は?失踪者の捜索もしてるようだし。

「シュン・・さん・・?」

クリスに話しかけられ、シュンは顔を上げた。クリスは心配そうに見ている。

「何でもない。」

それよりこれからどうするかだ。せめて一つくらいは情報を掴みたい。

もう一度部屋の中を窺う。ディアノスはずっと書類に目を通しているだけだ。何処かに連絡しようとか、そういう動きは全くない。

ここに居ても無駄なのだろうか?

「そこに居るのは誰だ。」

シュンたちが振り向くと、警備員が居た。

「あ・・。」

クリスが驚いている。「逃げろ。」と叫んだが、クリスは全く動けなくなっていた。

警備員の声に他の警備員が現れる。あっという間に取り囲まれてしまった。

「マジかよ・・。」





マジだよ・・・
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