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STRAWBERRY★LION

とりあえず生きてますΣd(-ω-`d)
2019年11月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2020年01月

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「・・じゃあ・・師匠はっ?何で居なくなっちゃったんですか?無事なんですか?」

マリアがふと気づく。

「ごめんなさい。マリア。心配をかけて。」

「師匠!」

声のした方を見ると、美しい女性が立っていた。マリアの師匠らしい。

「良かった・・無事で・・。」

泣き出しそうな声でそう言った。

「何も言わずに出て行って、ごめんなさい。」

マリアは溢れる涙を抑えながら、首を振った。

「そん・・な・・無事で・・よ・・かた・・。」

「あれ以上・・あの村には居られなかったの。正体がバレそうになった。もし正体がバレてしまったら、貴女にも危害が及ぶと思ったの。仲間だと・・思われるから。」

「でも・・・何で言ってくれなかったんですか?」

「貴女には安全に・・暮らして欲しかったの。・・結果的には・・関わることになってしまったけど。」

エレインは伏せ目がちにそう言った。マリアは涙を流しながら、首を振った。

「こんなときに言うのも・・あれ・・だけど・・マリアの本当の両親って・・?」

ルカが問うと、エレインは少し躊躇した。ロッピーと目で会話する。

「私の子よ。正真正銘、血の繋がった・・。」

意外な答えにマリアは涙が止まった。

「ぇ・・。」

「マリアは私の子。でもあの村に居る以上、本当の親子だと知られてたら、私の正体がバレた時、貴女も殺されると思ったの。だから・・。ごめんなさい。嘘を吐いてて・・。」

「じゃ・・じゃあお父さんは・・・?」

マリアは思わずそう聞いた。

「僕だよ。」

ロッピーが答える。

「えぇ!?」

今度はルカも驚いた。

「嘘・・だろ・・。」

「ホントだよ。」

ルカの言葉にロッピーが答える。

「嘘だー!ロッピーってそんな歳食ってたのかっ!!」

「失敬な。」

「一体何歳だと思われてたんだ?」

ゾルグが冷静に突っ込む。

「20そこそこかと・・。」

「若く見られて良かったな。」

ゾルグは嫌味げに言う。

「まぁ歳はどうでもいいでしょ。」

話題を逸らすように、マリアに向き直る。

「ずっとマリアのこと、見守っていたよ。」

ロッピーがマリアの頭を撫でると、マリアはまた涙した。





微妙にほのぼの?w
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