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STRAWBERRY★LION

とりあえず生きてますΣd(-ω-`d)
2019年10月 ≪  123456789101112131415161718192021222324252627282930 ≫ 2019年12月

102

「思い出して!!」

「そう言われても・・。」

エレインは困り果てていた。

「ルカ、とりあえず夕食を取ろう。それからでもいいだろう。」

ロキがルカの肩に手を置き、優しくそう言った。

ルカはコクンと頷き、皆と一緒に夕食を取る事にした。



ゾルグはもうすっかり良くなっているらしく、既に席に着いていた。

「お待たせしました。」

ロキが挨拶をする。ゾルグは気にするなというように手を振った。

「探し物は見つかったか?」

ゾルグに問われ、ルカは首を振った。

「そうか。」

ゾルグは置いてあった食前酒を飲んだ。

「ルカの気持ちは分かるよ。誰も傷つけたくないということも。でもそれって無理なことかもしれない。」

ゾルグの言葉に、ルカは膝の上で拳を握った。薄々は感じていた。犠牲を誰も出さずに、世界を変革させようなんて無理なことなのかもしれない。だとしても、何か方法があるんじゃないかと、必死で探した。諦めたくなかった。

「本当に・・本当に諦めるしか・・ないのかな・・。」

呟くように言った。

「それならいっそ・・こんな力なんて要らなかった・・。」

ルカは泣き出しそうな声で呟き、自分の両手を見た。男を一瞬で灰にしてしまったことがフラッシュバックする。

「ルカ。」

ゾルグは震えるルカの肩を抱いた。

「その力は何のためにあると思う?何かを壊すため?何かを守るため?」

そう言われ、ルカはふと考えた。

「何かを守るために力を使えばいいんじゃないのか?世界を変えるとしても、何かを守りたいって気持ちはあるんだろう?」

そう言われ、ルカは顔を上げた。心配そうに見つめるマリア、ロキ、エレインが目に入る。

「守りたい・・もの・・。」

「自己中心的なのかもしれないが、守りたいものを守ることに力を使えばいいんじゃないのか?」







・・・中途半端で切ってみよう・・・(コラ
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