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STRAWBERRY★LION

とりあえず生きてますΣd(-ω-`d)
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プロローグ

少年は膝を抱えうずくまっていた。



深夜、少年は激しい物音に目を覚ました。様子がおかしい。両親が喧嘩なんてするはずない。物凄く仲が良いのだから。

少年は自分の部屋のドアを少し開けて、様子を見ることにした。

少年は、自分の目を疑った。何者なのか全く分からない男たちが両親を襲っていた。

「あ・・ぁ・・。」

声にならない。助けなきゃ。そう思っても立ちすくんでいた。体が硬直して動けない。

目の前で惨殺される父と母を少年はただ見ているしかできなかった。

『次は・・僕の番・・?』

そんな疑問がふと生まれた。何故両親が殺されたのか、全く見当が付かない。少年はそっと自分の部屋を閉め、今度は窓からそっと外を見た。人は居ないようだ。窓を開け、少年は外へ出た。窓をそっと閉め、隠れられるわずかなスペースに身を隠した。膝を抱えうずくまる。震えが止まらない。

落ち着け、自分。あいつらが退散するまでは、見つかっちゃいけない。

少年はうずくまったまま、やつらが退散するのを待った。
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