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STRAWBERRY★LION

とりあえず生きてますΣd(-ω-`d)
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  • 43 (2005.04.03)
      

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43

マリアは気を集中して防御をしていた。魔法使いの勘なのだろうか?あれはもしかしたら本当に魔物なのかもしれない。

「シュン、あれじゃマリアが持たないよ。」

「そだな。よし。奴を外に誘き寄せるんだ。」

シュンはそう言ってイキナリ部屋のドアを開けた。

「おい。じーさん。イキナリ女の子襲うのは、卑怯なんじゃねーか?」

挑発するように、シュンが言った。グルッと向き直ったおじいさんの顔は、夕食時に見たおじいさんとは違っていた。

目が赤く光り、顔は土色だった。明らかに違う生き物・・。

「どうした?来いよ。」

おじいさん・・らしき生き物は、挑発には乗らず、マリアに向き直った。

「マリア、外へ!」

ルカが叫ぶ。マリアは防御を弱めることなく、そのまま窓をぶち破って外へ出た。魔物(仮)はマリアを追って窓から外に出る。

「ルカ、こっち。」

シュンに言われ、ロッピーを肩に乗せ、ルカは外へ出た。



外に出ると、マリアはこちら側、魔物(仮)は月を背にこちらを向いていた。外はしんと静まり返っていた。

魔物(仮)は月に照らされ、おじいさんの姿の後ろに巨大な影のようなものが現れた。

「何だ・・あれ?」

ルカは思わず呟いた。

マリアはシュンやルカの周りにも防御で覆った。

「マリア、大丈夫?」

「じぇらが居るから、いつもより少しの力で大丈夫なんです。それより、あれがおじいさんが言ってた魔物じゃないですか?」

「だよな。おじいさんも食われたってことか?」

ルカとマリアは首を傾げた。

「そんなことよりも、倒さなきゃ俺らが食われるぞ。」

「でもどうやって?」

そんな話をしているうちに、魔物は呻き出した。

「な・・何だ・・。」

魔物の呻きに答えるように、どこからか人が出てきた。

「人・・?」

「え・・どこから・・。」

「違う・・人じゃない。」

ルカとシュンの言葉をマリアが否定する。

よく見ると、さっきのおじいさんのように目は赤く光り、顔は土色になっている。しかもその人数は少しずつ増えている。

しばらくするとルカたちを取り囲むようにその人だったらしい生き物が増えてきた。

「な・・んなんだ・・一体・・。」





何なんだ・・一体・・(´m`)
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